| 一路一会>古い町並みと集落・北東北>秋田>田沢湖町 | 
    
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      | 秋田藩主の湯治場・乳頭温泉と茅葺き農村風景 | 
    
      | 秋田県仙北郡田沢湖町田沢字先達沢国有林50・生保内堂田 【秋田県仙北市田沢湖田沢】2005年合併 | 
    
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              | 乳頭温泉鶴の湯・本陣 
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              | 角館街道の宿場町生保内(おぼない)は、田沢湖町の玄関口にして町の中心となっており、秋田新幹線開通によって駅前を中心に再開発が進んでいます。この周辺の町域には、かなり早い時期に古い街並が失われており、伝統的な建物は一切残されていません。 しかし、ここより車で10分ほど離れた生保内堂田には重要文化財に指定されている草薙家住宅があります。駅の観光案内所にもパンフレットがありますが、現在も普通に人が住んでいる住宅なので見学には配慮が必要です。
 
 田沢湖と言えば知る人ぞ知る田沢湖乳頭温泉郷があります。駅前から30分以上山深く入った秘境に東北温泉の聖地「鶴の湯」があります。
 寛永5年(1638)秋田藩主佐竹義隆が湯治に訪れたという歴史ある温泉地で、築100年茅葺き屋根の本陣は鶴の湯のシンボルで藩主の警護の詰所だったといいますが、なんと宿泊棟でもあります。
      旅館内は旅館部と湯治部に分かれており、茅葺き本陣の建物が旅館部。杉皮葺きの建物が湯治部。茅葺きの建物はかつて2棟あったそうですが、過去の大雪で倒壊し現在の1棟がかろうじて残りました。
 大変惜しいですが、場所が場所だけに仕方ないのかもしれません。
 
 ここよりさらに山奥に入っていくと 乳頭温泉郷最奥の「黒湯温泉」があります。その事務棟は古い茅葺きの建物で、まさに秘境に残された湯治湯にこれ以上ないロケーションです。
 
 
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              | 生保内堂田の草薙家住宅・越冬の作業中 |  | 
    
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