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矢中にある寿乃井酒造の虫籠壁造りの土蔵
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会津五街道の宿場町だった牧之内。といってもほぼ街道集落・街村にちかく町場までの発展には至らなかったようです。
かつての宿場町・児渡(にと)地区には往時を偲ばせる遺構は残されていません。
牧之内は牧野内とも書き、牧場を意味する地名のとおり古くから馬の産地で、宿場では馬せりや馬市が置かれていました。
この牧之内には、かつてこの一帯の農村に見られたという独特の形をした店蔵「虫籠壁の土蔵」が牧之内矢中にある寿乃井酒造に残されています。
寿乃井酒造のある集落には味噌蔵をはじめ農家の土蔵が密集し、ひとつの風景を作っていました。
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