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慶応元年(1865)に味噌醤油業から独立創業した造り酒屋・大木代吉本店と大正9年に建てられた、産婦人科医院の洋館が町のシンボルとして有名な宿場町矢吹。
中世、石川氏が奥州諸勢力に備えるため矢吹城を築き、城下町を古宿のあたり整備しました。この町割りが現在の矢吹の市街地の基礎となっています。
慶長元年(1596)奥州街道の改修により矢吹宿が整備されます。
矢吹城の城下町を古宿とし、中畑から移した村を中畑新田宿に。中畑新田宿は現在の矢吹町新町のあたりで、常陸街道の起点でしたが数度の火災により矢吹宿に機能が移されました。矢吹宿は現在の中町・本町付近。
矢吹宿にはかつて本陣古川屋、脇本陣筑前屋があり、脇街道の棚倉街道、会津街道を分岐する交通の要衝でした。
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