新潟県の中南部、標高890mの刈羽黒姫山麓にある高柳町。そこには中越地方最大のかやぶきの里・荻ノ島環状集落があります。 そのすぐ近くに、廃村寸前だった村を若者達が再生し、体験学習施設や民宿を営なむ集落「門出かやぶきの里」があります。門出(かどいで)は、中世豪族が築いた居城の門のそばにあったことから、その名がついたと言われています。 この一帯は古くより手漉き和紙が盛んで、新潟を代表する朝日酒造の銘酒「久保田」のラベルはこの門出和紙を使っているそうです。