「日本海の鎌倉」とも言われる弥彦山の西麓、日本海に面した野積集落は、日本最古のミイラといわれる弘智法印の即身仏がある山寺、西生寺の門前集落として発達した半農半漁の村です。
この地域は古くから個々の家々での酒造りが盛んで、越後国第一の名酒とうたわれた野積酒を生み出していました。そして冬の農閑期には野積杜氏として各地の酒蔵に出稼ぎにでて酒造りを行ったといいます。
現在の野積は海水浴場と農業で生計を立てる小さな集落です。
大野積地区に、茅葺きの民宿「お宿・まつや本館」を発見しました。その周辺にも茅葺きの民家をはじめ伝統的な民家建築がひっそりと佇んでいます。
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