千葉県の銚子を訪れた際、地図上に川尻の屋敷林集落という文字が目に入る。
利根川を挟んだ対岸にある茨城県波崎町。このあたりの国道124号線沿いには他にもいくつかの生垣集落というものがありますが、ハッキリ言って防風の為の高い生垣があるだけで、鹿児島の武家屋敷をイメージして行くとショックを受けます。
さて、茨城県の筑波周辺には数多くの屋敷構えの農家が見られます。武家屋敷か庄屋を思わせる立派な長屋門など、見飽きるほどでした。
防風林がある集落は平野部の散居している集落に多く見られ、富山県砺波平野などが有名ですが、千葉、埼玉、茨城でも郊外にいくと見られます。
鹿島臨海工業地帯で栄える波崎町の目と鼻の先に、のどかな農村風景が広がります。
川尻の集落は屋敷林と生垣そして、寄棟型のかやぶき民家が特徴です。
まさか、首都圏に茅葺き民家群が見られるとは思いませんでしたが、私の住んでいる東京の練馬区にも茅葺き民家は見られます。げげ。
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