中山道細久手宿は江戸から48番目の宿場町で慶長15年(1610)に新設された宿場町。 細久手宿は大湫宿〜御嵩宿間が四里半もあり両宿が難渋したために美濃代官大久保石見守によって開設されました。 小さな宿場町でしたが、12代将軍家慶も宿泊したと言われています。 当時は本陣・脇本陣・問屋などの他旅籠は24軒も軒を連ねたそうですが、現在残る建物は尾張藩指定の旅籠だった「大黒屋」一軒だけとなっています。