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二川

ふたかわ

中国山地の山間部に残る小さな町並み

島根県益田市美都町宇津川 【旧・美濃郡美都町】2004年合併

 

益田市の中心部から東へ約17km。中国山地の脊梁部へと続く山間の村、旧美都町の二川地区に小さな古い町並みが残されていました。かつて存在した二川村の中心部だった集落です。
二川という地名は明治22年に宇津川村と板井川村が合併して生まれた旧村名で、現在は郵便局や学校などの施設にその名を残すものの、大字は宇津川と板井川が用いられ、行政地名としての二川の名は現在は存在しません。昭和29年に二川村、都茂村、東仙道村が合併して美都村となり、その後美都町を経て現在は益田市に編入されています。
益田から都茂を経て、宇津川(二川)、堂か峠を越えて道川(匹見町)から三段峡を経て安芸(広島)に通じる都茂街道(現在の国道191号線)が村を東西に通り、また北へは三隅湊へ至道と浜田へ至る道が分岐する交通の要衝でもありました。








丁の字の街道に沿った街村で、庄屋であろうか旧家の屋敷が中心に構えます

酒蔵情報

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