益田市の中心部から浜田方面へ約6km。津田町は津田川河口に位置する日本海を望む旧山陰道に沿った街村です。遠浅の砂丘海岸で地引き網漁の漁村として町は発展しました。”益田の津”の意味で津田という地名となった説がありますが、古くこの津田川河口に港町があったという記録は見られません。しかし旧山陰道に沿って宿場町のような家並みが特徴で、津田川の河口付近には豪商の屋敷、JR石見津田駅前には洋風建築も見られます。夏は海水浴客で賑わう町ですが、バラエティに富んだちょっと不思議な町でした。
JR石見津田駅前の町並み
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