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かよい

長門の捕鯨基地として栄えた青海島端部の漁港集落

山口県長門市通

 



仙崎の対岸に浮かぶ青海島は周囲は約40キロメートルの島で、実際にはいくつかの島が砂州でつながり一つの島を形成しています。その近江島の東端にある小さな漁村が長門市通(かよい)です。通は仙崎と共に江戸時代に捕鯨で栄えた漁村として知られています。

現在は近海漁業の小さな漁港ですが、国指定史跡「青海島鯨墓」やくじら資料館など捕鯨に関する史跡や資料が多く残る稀少な漁村でもあります。伝統的な建築物としては江戸時代後期築といわれる「早川家住宅」があり、これは全国で唯一国の重要文化財建造物に指定された捕鯨家の住宅です。早川家は中世には後根と称してこの地域を支配した土豪で、毛利氏の時代には早川姓を賜り、通浦の庄屋役を務め、江戸時代以降も代々網頭や浦方役人として活躍した家柄でした。

通集落は内海と外海にまたがって形成されています。わずかな地形に寄り添うように入り組んだ古い漁村ですが、ぐるりと集落の中央を縫って走る当時のメインストリート沿いには、伝統的な佇まいの古民家がいくつか残されていました。











通は小さな半島の先端部の集落、仙崎湾から帆止の瀬戸は徒歩数分

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