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  玖珂
くが
 酒屋と醤油蔵が残る山陽道の宿場市町
 山口県玖珂郡玖珂町本町・新町・阿山

 構成:商家・民家(平入り土蔵造り・妻入り塗籠造り) 駐車場:なし
 
 

山陽道の宿場町であった玖珂は、”玖珂三市”と呼ばれ、本郷市、新市、阿山市と
続く3つの市場町からなります。
本郷市は2日と20日、 水無川を越えた阿山市では7日と24日に市が立ちましたが、後に新市が設けられ11日に市を立てました。

玖珂三市のうち、本郷市には岩国藩の御茶屋(本陣)と代官所が置かれ、岩国領西端の政治、経済の中心となります。その為に山陽道の宿場町としては「玖珂本郷」だけが用いられる事もあります。玖珂町役場から裏手にある玖珂小学校にかけて、玖珂本郷宿の御茶屋本陣と代官所がありました。
旧街道筋に宿場町を偲ばせる街並みは残されていませんが、水無川のほとりに白壁土蔵造りの伝統的な商家建築である高村酒店があります。厨子二階の中央に虫籠窓と一体にデザインされた杉玉の屋根看板が特徴です。このあたりが新市です。
水無川を渡るとかつての阿山市に入ります。玖珂の街並みで有名な、入母屋造りの
藤川醤油味噌醸造場があります。この建物を最後に道は次ぎの宿場町高森のある周東町へ入ります。

 

旧新市の高村酒店
旧阿山市の藤川醤油溝醸造場