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みとう まな
旧美祢郡美東町最南端に残る小さな在郷町の町並み
山口県美祢市美東町真名 【旧・美祢郡美東町2008年合併】
昭和29年に美祢郡4町村・ 大田町・赤郷村・綾木村・真長田村が合併によって生まれた美東町は南北に細長い町で、日本最大のカルスト台地である秋吉台の麓に位置し、町の中央を陰陽連絡する国道が交差する要衝です。美東町の名は美祢郡の東を意味します。この美東町の最南端の集落が真名で、旧真長田村は明治22年(1889)に真名村, 長田村が合併した村です。この旧真長田地区の中心市街を形成する真名は戦国期からすでに見える地名ですが、江戸時代には真名市とも呼ばれ商工業者が軒を連ね、萩藩の米蔵も置かれたた小在郷町であると共に、地域往還の要衝でもあって牛馬継ぎ立てが行われた小宿場町でもありました。
美東町南端部の中心商店街だった真名の町並み
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