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山陽道・安芸・周防国境の川渡し集落 |
広島県大竹市木野 |
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大竹市木野。古くは「小野」と書き、現大野町に対する地名だったという説があります。広島県最西端、大竹市のさらに最西端にある小さな集落で、古くからの和紙の里として知られていました。
安芸・周防国境の川として複雑に蛇行する小瀬川。その川に沿って細長く湾曲してできた三日月形のわずかな平地に形成された集落である木野は、かつて山陽道が集落を通り、対岸の小瀬に川渡しを行った渡し場で茶屋などがありました。宿場町ではありませんが、農間余行として旅人相手に諸商売を行っていたようです。江戸期より麦作を主に山畑には楮を植えて紙漉きを生業としていました。その後明治に入っても和紙生産は活況を続け、集落の半数以上の家で紙漉が行われていたといいます。
本当に小さな集落ですが、旧街道沿いには重厚な伝統的な商家建築が軒を連ねています。建物はほぼ明治期以降に建てられたもので、かつての酒蔵もあり、山陽道における要地として賑わい、また和紙産業で栄えた時代の様子を偲ばせています。 |
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■大竹市の酒蔵 |
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清酒 |
「宝永鶴」 |
田熊酒造 |
広島県大竹市元町1-3-14 |
082-232-1416 |
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清酒 |
「喜久娘」 |
藤高酒造 |
広島県大竹市木野1-6-23 |
08275-2-3220 |
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清酒 |
「勝菊」 |
豊田酒造 |
広島県大竹市小方2-3-20 |
08275-7-7020 |
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