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岡山県美作地方の山中には、いまだ茅葺きの農村集落が数多く残されています。
この加茂町物見地区には、津山から鳥取県智頭町へ通じる旧因幡往来が通り、険しい物見峠をひかえて茶屋が開かれるほど人々の往来が盛んでした。
しかし、同じ村域を通る因幡往来(梶並往来・現国道53号線)の整備や、国鉄因美線の物見トンネルの開通によりその役割を終え、静かな農村地帯へと戻りました。
加茂町にはこの物見地区以外にも茅葺き民家は広範囲に点在し、ここに至る道筋にも数多くの茅葺き民家が見られます。 |
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物見地区の入り口にあたる河井の民家 |
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