一路一会
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伊予氷見
伊予氷見
いよ ひみ
金比羅街道沿いにある農村の中の酒蔵の街並み
愛媛県西条市氷見丙字上の浦・氷見乙
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構成:庄屋屋敷・古民家・酒蔵
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駐車場:なし
西条市の西端、小松町と接するところに氷見はあります。海側から甲・乙・丙・丁と順番が振られているのですが、そのまん中付近、氷見乙と氷見丙の境界付近に伝統的な街並みが残されています。
氷見は古くからの農村地帯で、江戸時代から干拓によって農地が広げられていきました。また中山川の河港町としても発展します。国道11号線の南側、併走する旧金毘羅街道にそって在郷町が形成されていた記録もあり現在も集落の大半はこの地域に集中しています。酒蔵も3軒ほどあるので足を運んでみました。町内にほとんど往時の雰囲気を見ることはできませんが、「蔵本屋本店」周辺に家並みを見ることができました。
酒蔵の斜向かいには古くから大地主を務めた森家住宅の重厚で風格のある屋敷が目を引きます。ちなみに氷見・西条の地酒で有名な石鎚酒造が少し離れた地区にありますが、こちらは近代社屋でした。
(2007.8)
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伊予氷見の酒蔵
清酒
「行光」
蔵本屋本店
愛媛県西条市氷見乙1785
0897-57-9900
清酒
「堀の井」
堀の井酒造場
愛媛県
西条市氷見丙672
0897-57-9630
清酒
「石鎚」
石鎚酒造
愛媛県
西条市氷見丙402-3
0897-57-8000
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