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四国霊場八十八カ所・第86番札所となる志度寺は、戦国大名細川氏の時代から江戸時代の高松藩主松平氏の時代まで、手厚く保護され県下最大の寺社に位置づけられました。その門前町として発展したのが今に続く志度の町です。 この一帯の中心地であった志度には高松藩の米蔵が置かれていました。その御蔵番の家に、かのエレキテルや数々の発明で有名な平賀源内は生まれます。 生家は今も当時のまま残り、その周辺から志度寺にかけての道筋に往時を偲ばせる街並みが続いています。
(2006.8)