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古い町並みと集落・四国
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苗羽
苗羽
のうま
瀬戸内海最大の島・醤油の町
[小豆島]香川県小豆郡内海町苗羽
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構成:商家・町家・醤油工場群
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駐車場:マルキン醤油
瀬戸内海最大の島である小豆島は、中世には四国讃岐国(香川
県
)ではなく備中国
(岡山県)に属していました。
古くから瀬戸内海の重要な拠点とされ、豊臣氏の時代には御蔵入地となり、徳川時代に
も
天領(幕府領)となります。
瀬戸内海の要衝であった小豆島には古くから船舶や水主が動員され、瀬戸内海の海上輸送にはじまり、江戸期に西回り航路が開かれると北海道から日本海までに及ぶ廻船業・北前船で栄えました。
醤油の生産は幕末からはじまり、明治には多くの醤油業者が参入、一大生産地となりました。戦後に内海地区の醤油蔵が合併し「丸金醤油」ができました。
フェリー埠頭のある草壁港付近には古い街並みは残っていませんでしたが、苗羽地区にある醤油工場群の街並みだけでも十分見応えがあります。
(2006.8)
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