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  戸川
とがわ
 日之影渓谷秘境の地にある石工集落
 宮崎県西臼杵郡日之影村七折戸川

 構成:石蔵・石垣集落・石垣棚田  駐車場:見学P

 

日之影町は町名が表すとおり谷間の町。延岡と高千穂を結ぶ国道218号は新しいバイパスとして山間の中腹を走り、日之影渓谷に架かる東洋一の高さを誇るという青雲橋を渡って高千穂に入る。実はこの青雲橋のはるか下に日之影町はあるのです 。

国道から急勾配の町道を谷底へ下っていくと町の市街地に出るのですが、実はここには隠れた名物があります。知る人ぞ知る高千穂鉄道の日之影温泉駅。駅舎の2階に温泉があり線路を見下ろせる露天風呂もあります。これを目的にくる観光客もたくさんいます。もう一つは首都圏にもファンが多い宮崎焼酎「御幣」の姫泉酒造の酒蔵
がすぐの場所にあります。

ここから日之影川に沿って約8kmほど上流へ登ると「石垣の里戸川」があります。わずか7戸の小さな集落で大正時代に道路ができるまでは、自給自足の孤立した村だったそうです。実はこの村、石工の村とも言われ石垣の棚田に城郭の様な石垣集落、これらは古い物になると江戸期に築かれたものもあり、高い石工技術を持つ戸川の村人が安政の大地震で損傷した江戸城の修復工事にも招かれたとされていまが、集落を歩くとまさにそれを伺えます。